副業が解禁されて、さらにコロナも加わり、せどりに参入される方が、かなり増えた1年でした。
しかし、現状を見ると多くの初心者の方が姿を消しています。
Twitterを見ていても3か月前に居た、初心者せどらーのアカウントは、ほとんど見かけなくなりました。
これは、安易な気持ちでせどりを始めた、当然の結果だと感じています。
ここでは、初心者せどらーが失敗する理由をお伝えしていきます。
夢見がちなせどらー
残念なことに、初心者の大半の方は夢を見ています。
妄想と言ってもいいかな??
せどりは簡単に稼げる
と勘違いをしています。
たしかに、一時的には稼げることもあるかもしれません。
switchの転売とかですね。
しかし、継続して稼ぐとなると話が変わります。
毎月毎月、ちゃんと仕入れをしていかないと売り上げは立ちません。
売り上げがなければ、当然利益もありません。
初心者の方は
そこらのお店にある商品をAmazonやメルカリで売ればいいでしょ??
くらいの簡単な気持ちで参入されます。
しかしながら、実際には需要と供給のバランスを考えたり、利益と経費を考えたりします。
もちろん、近所の店舗にある商品が全て利益商品というわけではありません。
店舗に並んでいる商品の、ほんの一部が利益商品なんです。
その利益商品を見分ける必要があるんですよね。
なので、夢見がちな初心者せどらーは、数か月やってみて、
稼げない
と思って消えていくのです。
情報に踊らされる初心者せどらー
次に、SNS上の情報に踊らされる初心者せどらーは、消えていきます。
今現在、Twitter上やオープンチャット上で、大変多くの商品情報が流出しています。
その商品情報を鵜呑みにして、仕入れて赤字・・・
なんてことは、ザラにあるんです。
冷静になって考えてみてください。
Twitterに流れる情報は、いったいどれだけの人が見ると思います??
メンバー数100人を超えるようなオープンチャットで流れる情報をどれだけの人が見ます??
当然、流れた情報は拡散されていきます。
そうなると、かなりの人が情報を目にして、その情報が流れたタイミングでは利益が出ていた商品でも、出品者の増加と共に値崩れをしていきます。
今年のクリスマス商戦で言えば、鬼滅の刃のDX日輪刀なんて、ほんと良い例ですよね。
今日12月25日時点で、まだ500人以上のセラーが出品しています。
そして、Amazonの在庫も復活しています。
もう、これ屍です・・・
日輪刀でうまみがあったのは、12月までに売り切った人くらいでしょう。
このように、SNS上に流れる情報を鵜呑みにして、消えていく初心者せどらー大変多いですね。
お金が無いからせどりを始めるせどらー
さて、最後にお伝えするのは「お金が無いからせどりを始めた人」です。
この類のせどらーも、かなりの確率で消えていきます。
理由は、仕入れがクレカ頼みになるからです。
仕入れ基準などの、せどりの基礎を学んでいない人がクレカの支払の回転に合わせて仕入れができるでしょうか?
使ったクレカ枠は当然返済をしないといけません。
クレカ仕入れの正しいやり方も知らなければ、当然クレカの仕入れに追われることになります。
【参考記事】
せどりは物販です。商品を仕入れて販売して、その利ザヤを稼ぎます。
なので、最低限の仕入れ資金が必要になります。
ここを理解せず、せどりに飛び込んでくる人は、大半が消えていくでしょう。
クレカ枠だけで勝負をするならば、それに合ったやり方を学ぶ必要があります。
初心者がせどりで失敗しないために
最後に、初心者がせどりで失敗しないための対策をお伝えしておきます。
・物販ビジネスであることを理解する
先ほどもお伝えしたように、せどりは物販です。
Amazon売りは、メルカリやヤフオクよりもハードルが高いです。
自分がお店をやっているという意識が必要です。
最低限の現金を準備する
クレカ枠で仕入れるのも良いですが、使うクレカ枠と同等の現金は用意しましょう。
自宅にある不用品などを処分したり、自己アフィリエイトなどを活用して、最低でも30万円くらいの現金は用意しておきたいですね。
SNSの情報に踊らされない
SNSは情報収集の場としては問題あません。
しかしながら、SNSに流れてくる商品情報は参考程度に意識をしておきましょう。
無料メルマガで流れる商品情報も同じです。
本当の利益商品情報を得たいならば、有料のグループに所属したり、コンサルティングを受けたりしましょう。
せどりの基礎を身に着ける
せどりの基礎となる、最低限の知識は身に着けてください。
仕入れ判断の仕方であったり、販売戦略であったり、せどりでも最低限の基礎は存在します。
そこすら身に着けずに、せどり業界で戦っていくのは無謀です。
あなた自身の今の、「0の知識」を最低限「1の知識」に変えてから、本気の仕入れをしていきましょう。
この記事を最後まで読んでくれたあなたが、消えていかないことを切に願います。
Originally posted 2020-12-25 15:20:35.
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